6月20日(土)、津山文化センターで、本校の芸術鑑賞会が行われました。
本校では観劇などの芸術鑑賞会を毎年この時期に実施し、本物の芸術に触れる機会としています。

今年は美作学園100周年記念行事として、美作大学沖縄県人会の学生による、日本唯一の陸上戦である沖縄戦をもとに“命の大切さ・平和の尊さ”を描いた創作劇「時をこえ」を観劇しました。



■沖縄戦概要

沖縄戦は、太平洋戦争末期の昭和20年3月に始まり、沖縄本島を中心に米軍と日本軍が激しい攻防を展開しました。
組織的な戦闘は6月23日に終了。第二次世界大戦における太平洋地域での最大規模の陸戦であり、また日米最後の大規模戦闘となりました。
多くの住民を巻き込み、犠牲者は約20万人といわれています。


■6月23日「慰霊の日」

沖縄では毎年この日に恒久平和を希求するとともに戦没者の霊を慰めるため、「沖縄全戦没者追悼式」や「慰霊祭」が執り行われています。




当日は本校の全校生徒と教職員、美作大学の学生、一般の方の約1,000名が来場しました。



6月23日、慰霊の日。
今日も沖縄では、三線の音が響き渡る。

戦争を知らないなみきとあすかは、いつものようにこの日を過ごしていた。
なみきが慰霊の日を忘れていたことがきっかけで、二人はハルおばあから悲惨な出来事を聞くことになる。
 

70年前のあの日、沖縄では一体何があったのか―。



70年前の沖縄。
ハルは村のみんなと仲良く暮らしていた。


しかしそんなある日、愛する人に召集令状が届く。

悲しい過去、沖縄戦。
 
 


戦うことが正義だと誰が言ったのだろう。

あの日いたんだ、生きたかった人が。
愛する人にもう一度会いたいと願った人が。

70年前に生き抜いた人の後ろに私たちは生きている。

気づいてほしい。
家族と過ごせる日々が当たり前じゃないことに。
友達と一緒に笑っていられることがどんなに幸せなことか。

時代のうねりの中を懸命に生き抜いたおばぁーが家族の愛から「命の大切さ」を今の若者に語りかける。



******
劇では爆撃やひめゆり学徒隊の集団自決の場面を織り交ぜながら戦争の悲惨さを訴えました。
会場では学生が訴える戦争の悲惨さにすすり泣く姿も見られました。


最後に沖縄を拠点とするバンド「HY」の平和への願いを込めた曲「時をこえ」に乗せて、伝統舞踊の“エイサー”を披露。

その踊りは力強く素晴らしく、学生たちの郷土を愛し誇りに思う心が感じられました。



本校3年の立石若菜さんは、「戦争のことを深く知らなかったので、劇でわかりやすく教えてくれて、戦争の残酷さを知りました。ひめゆり学徒隊に兵隊が手りゅう弾を渡したことに衝撃を受け、辛かったです。最後のエイサーは感動しました。伝統的な文化に触れることができました。」と話しました。



何気ない幸せがずっと続いていくように、平和を引き継いでいくことが私たちの使命です。
みなさんにも沖縄県人会の学生たちの思いが伝わり、平和について考えるきっかけとなってもらえれば幸いです。
 
Secret

TrackBackURL
→http://mimasaka90.blog27.fc2.com/tb.php/1289-7412befb